犬のしつけ 吠える犬・噛む犬の原因を探る

犬

目次

そもそも何故吠えるのか

犬が吠えるのはそれぞれ理由があります。コミュニケーション取る為の手段で吠える場合もありますし、自分の感情を表に出す為に吠える事もあります。
人が言葉を話すのと同じで、犬も吠える事で自分の意志を伝えようとしてきます。
飼い主さんがよく言う、無駄吠えというの物は犬にとっては存在していません。無駄に意味なく吠える事などないからです。
ただし、いつでもどこでも吠えてしまうようでは、周りの人に迷惑をかけてしまう事もあります。人と一緒に生活をしていくからには、吠える行動そのもをきちんとコントロールしていかなければいけません。
それは飼い主さんの大事な役目となってきます。

無駄吠えは何故起こる

犬が吠えて欲しくない場所や場面で、吠えてしまう事を無駄吠えと言いますが、これは言ってみれば人間の勝手な判断です。
犬は人間の吠えて欲しくない事情は分かりませんので、自分の思うように吠えてしまいます。
ただ、犬がやたらに吠える原因は、要求・警戒・恐怖・不安などが考えられますので、これを取り除いてあげさえすれば、無駄吠えも当然しなくなります。
日頃の犬の行動をよく見て、吠える原因をきちんと理解したうえで適切な対応をしてあげれば、犬もむやみやたらに吠える事がなくなります。
そうすれば、飼い主さんも無駄吠えに悩まされる事もなくなり、犬も吠えの原因となっていた物から解放されますので、一石二鳥となります。

犬が噛む理由

犬が噛むにもやはりそれなりの理由があります。ただし、噛む行為は吠える行為程悠長に構えていていい問題ではありません。
犬が本気で人を噛んだ場合には、大きな事故にも繋がりかねません。
犬が噛む原因をいくつかご紹介していきますので、ご自分の犬と照らし合わせてください。

・乳歯から永久歯に生え変わる
⇒歯が生え変わる時期には、人間の子どもと同様で子犬も歯がむず痒くなります。その為何か適度な固さの物を噛みたがります。これは、犬用のおもちゃやガムなどを与えてそれを噛む事を教えれば解決できる問題です。

・縄張り意識
⇒知らない人が自分のテリトリーに入ってきた場合に、自分の縄張りを守る為の攻撃として噛みつく場合があります。
これは自宅に来客があった時や、荷物の配達の方に対して向けられる事があります。犬には怪しくない人だとは理解出来ませんんで、飼い主さんがきちんと教えていく必要があります。

・興奮や不快感
⇒犬にも様々な感情がありますので、当然不快に思う事もあります。触られたくない時や触られたくない場所を飼い主さんが気にせずに触ってしまった時や、何かしらのきっかで犬が興奮状態にある時に迂闊に手を出すと噛まれてしまう事があります。

・恐怖
⇒臆病な犬によくある事ですが、知らない人が突然自分に触ろうとしてきた時などに、恐怖心から相手の手を噛んでしまいます。
これは飼い主さんが犬の気持ちをきちんと理解して、いくら相手が犬好きでもいきなり触らせたりしないように気を付けてあげれば防げる事故です。

・遊びの延長
⇒遊んでいるうちに、その延長で飼い主さんの手を噛んでしまう事があります。これも、遊んでいる最中に犬が間違って噛んでしまった行動をそのままにせず、必ずすぐにその場で矯正していけば直せる噛み癖です。
噛む行為を矯正していくには、最初にその行為をした時からきちんと教えていく事が重要です。犬が噛む気持ちやその時の状況をよく把握したうえで、対応してあげていってください。

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