犬の噛み癖を直すしつけで子犬と成犬の2種類の方法

子犬の頃の甘噛みを放置していると、成犬になって本噛みするようになります。

また、飼い主をリーダーとして認識できていないということにもなるため、きちんとトレーニングを行いましょう。

犬のしつけ

子犬が甘噛みをした時のしつけ方法

子犬はじゃれているだけで、痛くないからと甘噛みを許してはいけません。噛み癖がついてしまう可能性が大きくなります。

  • 首の後ろを一瞬持ち上げてやめさせます。母犬が咥える部分のため、掴んでも大丈夫です。
  • リードをつけておき、手を噛もうとしたら、首輪を斜め後ろ芳香に引きます。

成犬になって噛む時のしつけ方法

基本は、無理をせずに少しずつできることから練習をします。

子犬の頃から基本のしつけをしていれば、触られるのが大好きなワンちゃんに育ちます。しかし、触ろうとしても嫌がり噛みつこう・噛みつく犬は、無理をせず少しずつ練習します。

噛まれない体勢でおやつを使い、「触られるのは嬉しい」という気持ちにさせましょう。

また、下記に紹介する方法と合わせて、ハウスのしつけやリーダーウォークで主従関係をはっきりさせることもよいです。

  1. リードをつけてお座りをさせます。
  2. リードを首に近い位置で足で踏み、伏せをさせます。(頑丈な靴を履くと安全です。)
  3. 伏せたまま、口から遠い部分を触ります。
  4. 片方の手で遠い部分を触りながら、もう片方の手でおやつをあげましょう。
  5. 難しい場合は、他の人におやつをあげてもらうことも可能です。

犬に噛んでもいいおもちゃを与えましょう

犬は噛んで遊ぶことが好きです。そのため、ついつい甘噛みをしてしまいます。

人間の手はもちろん駄目ですが、代わりに噛んでもいいおもちゃを与えてあげましょう。

犬のおもちゃには、3つの種類があります。

かじるおもちゃ
犬のおもちゃものをかじりたい、かみたいというのは、ワンちゃんの本能的な欲求です。噛むことで歯磨きの役目をするものや歯が鍛えられる種類のおもちゃもあります。ガムなどは、必ず目が届くところで与えて、サークルの中には入れないようにしましょう。
考えて遊べるおもちゃ
考える犬のおもちゃ中に餌を入れることができるおもちゃがあります。コングと呼ぶこともあります。犬はどうしたら餌が出てくるかを考えながら遊びます。そのため、飽きにくいです。使い始めは、飼い主がお手本を示してあげましょう。
投げてとってくるおもちゃ
犬の投げるおもちゃボールやフライングディスクなど、投げてとってくるおもちゃは、ワンちゃんの狩猟本能をくすぐります。
ボールは犬の口から少し出るぐらいの大きさを選びましょう。遊ぶときは、必ず飼い主は目を離さないようにしましょう。