犬に「おかわり」を教える時の英語

犬を叩くしつけは間違い

目次

基本のしつけ、おかわり

犬のしつけの基本の中には、「オスワリ」や「お手」の他に「オカワリ」もあります。先の2つと一緒に、最低でもここまでは覚えて欲しいと思っている飼い主さんは意外と多いようです。

犬に「オカワリ」を覚えさせるには、まず「オスワリ」と「お手」を完璧に覚えた事が大前提となります。いきなり3つを同時に教えるのではなく、1つずつ確実に教えていくようにしてください。

そうしないと、犬は混乱してしまい、返って覚えるのまでに時間がかかってしまいます。

犬のしつけは、1つずつゆっくりと、確実に行っていくようにしてください。

オカワリの教え方

オスワリとお手を既に覚えている犬であれば、オカワリを覚えるまでにはそれほど時間はかかりません。

1.自分の正面に犬をオスワリさせる

お手を教えた時と同様に、飼い主さんも犬と同じ目線になるように正面に座ります。

2.お手のコマンドを出す

上手にお手が出来ても、ここではおやつは与えないでください。

3.お手で出した手を下ろしたら、お手とは反対側の犬の手を自分の手のひらの上におく

お手を教えた時と同様に、目線は手元にやらずに犬の方を見たまま介助してあげます。

4.自分の手のひらの上に、反対側の犬の手が乗った瞬間にコマンドを言う

コマンドを言うのは、お手を教えた時と同様に、乗った瞬間です。

5.犬を褒めて、おやつをあげる

自分の手のひらに、犬の手が乗った状態で褒めます。褒めた後におやつをあげてください

お手とオカワリを1セットで繰り返し教えていくと、早く覚えるようです。お手が出来ているのであれば、割とすんなり覚えてくれます。

ご褒美のおやつをあげるタイミングですが、オカワリを教え始めたら、なるべくオカワリの時にあげるようにし、覚えてきた様子を見計らってお手の時に与えるなど、変化を付けるようにしてください。

英語でのコマンド

犬のしつけをする際は、「オスワリ」や「お手」と同様に英語でのコマンドを使う方が、犬の覚えも早い場合が多いです。

「オカワリ」を意味する英語はいくつかありますので、家族で統一しやすい単語を選ぶようにしてください。

・Other Paw(アザーポォ)

・Other Hand(アザーハンド)

・Shake Hand(シェイクハンド)

この3つは、ほんの一例になりますが、「Other」のみでも構いません。

大切な事は、簡潔であることです。

他のコマンドと響きが似ていたり、言う人によって発音やイントネーションが変わってしまったりするような単語は、犬が混乱してしまいますし、犬も人と同じように聞き間違えをしますので、その点をふまえてコマンドを決定してください。

オカワリの必要性

犬と生活をしていく上で「お手」や「オカワリ」を覚えてもらうと、飼い主さんにとってはとても利点があります。

外から帰宅した時に、この2つを完璧に覚えてくれていれば、足を拭く作業もとても楽になります。万が一怪我をした時なども、「お手」といえば反射的に手を出してくれるので、怪我の確認もしやすいですし、もちろん治療もしやすくなります。

爪切りをする際にも、犬も飼い主さんもスムーズに事がすすみます。芸を教えるという観点ではなく、生活をしていく上での必要なしつけとして捉えていくといいでしょう。

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