成犬の犬のしつけトラブル解決方法3選【吠える・トイレ・首輪編】

犬が吠えてうるさい、人を噛もうとするといった困った行動をするのは、必ず原因があります。特に、室内飼いの放し飼いは問題行動の原因となるので、ハウスやサークルで過ごすことを基本にしましょう。

犬がうるさく吠える時のしつけ

まずは、どんな時に吠えて、原因と犬の気持ちを突き止めて、解決策を導きましょう。

窓の外に人や車が通るたびに吠える
吠える犬の気持ち
なわばりに近づくな!リーダーはボクだから守るぞ!
対策
環境を見直しましょう。

  • 外が見えずに落ち着ける場所にハウスやサークルを移動させる。
  • 放し飼いをしている場合は、ハウスで過ごすことを基本とする。
来客があると吠える
犬が吠える犬の気持ち
なわばりに近づくな!リーダーはボクだから守るぞ!
対策

  • 人がリーダーになっていないため、吠えて縄張りを守ろうとしている。ハウストレーニング・タッチング・アイコンタクトをしつけし直す。
  • 吠えても無視し続ける。
ご飯や散歩の時間、ハウスに入れると吠える
エサ犬の気持ち
ご飯食べたい!散歩行きたい!出たーい!
対策

  • 犬の方を見ずに無言で無視する。そのうち、諦めて吠えても無駄ということが分かる。
  • 犬が静かにしている、落ち着いている時に餌をやる等する。
電話のチャイムや音に吠える
電話犬の気持ち
何の音?誰か来た!
対策

  • 警戒や恐怖で単発で吠える場合は、特に問題ない。
  • いつまでも吠え続ける場合は、天罰方式(後ろから足をひっかける、リードを引っ張られる)でやめさせる。

犬がトイレをなかなか覚えない時のしつけ

ハウスとトイレの往復でしっかりマスターしましょう。

トイレトレーニングのやり直し

  1. 普段はハウスやサークルに入れておく。
  2. サークルにトイレトレーを入れ、ペットシーツを敷き詰め、時々ハウスから出してもしくはサークルから移動させて犬を入れる。
  3. 動き回っていたら排泄するまで入れておく。寝てしまうようなら、ハウスに戻す。
  4. 排泄したらハウスやサークルへ戻す。サークル内のシーツの面積を少しずつ減らし、繰り返す。
  5. 最終的にトイレトレーだけにして練習。

トイレを外でしかできない場合は、上記のトイレトレーニングをやり直しましょう。

また、狭くてできない場合は、バスルームで練習するのも有効です。徐々にペットシーツの感覚を覚えさせます。

犬が首輪をつけられない時のしつけ

子犬の頃からタッチングの練習をすることが基本です。首輪をつける練習と、お手入れの時に口輪をつけてお手入れを行う練習をしましょう。

首輪をつける練習

  1. リードに輪になった首輪が付属しているものを使う。輪を大きくしておく。
  2. 頭を通して、輪を締める。輪の中に頭を入れるとおやつを食べられる状態にして入れさせてもOK!
  3. 逃げないようにそのままリードを踏み、おやつをあげる。
  4. ③の状態でさらにもう一個の首輪をつける練習をする。首輪の中からおやつを見せて、首輪の中に頭を入れておやつを食べさせながら首輪をつける。
  5. リードを踏み、③でつけた首輪をつけたりはずしたりして練習する。