犬のしつけは、いつから始めた方がいいのでしょうか。実は子犬の時からしつけをするのが一番です。スキンシップしながら、楽しくしつけをしましょう。
犬のしつけは子犬の時から始めよう
子犬がきたら、環境や人に慣れさせることから始めましょう。人と犬が一緒に楽しく暮らすためには、人が大好きで家族全員のいうことをきく犬にしつけることが大切です。
子犬の頃のしつけのことを、「パピー・トレーニング」といいます。
子犬は遊びが好きで、色々なものに興味を持ちます。そのため、子犬の時に色々な体験をさせることが重要です。
子犬のしつけの順番
子犬がきたら、下記のしつけの順番で行っていきましょう。
- 初日からスタート…ハウス、トイレ
- 2~3日目から…タッチング(※できるようになっても、一生続けていきます。)
- 1週間以降から…社会化のトレーニング、お手入れの練習、留守番トレーニング、ご飯の待て、指示語トレーニング
子犬のしつけのポイント
子犬のしつけのポイントは、下記の3つになります。これらをおさえて、しつけを行います。
- 生活習慣を身につけさせる…ハウスやトイレ、留守番が上手にできる!
- ダメなことを教える…甘噛みやイタズラをしない犬になる!
- 人との信頼関係を作る…人に触られるのが嬉しい!
子犬の理想的な一日の過ごし方
子犬をハウスで待機させることは基本です。犬は狭い場所が好きなので、ハウスが狭くて可哀想ということはありません。
そのため、普段からハウスで過ごすことを覚えさせましょう。中で吠えたり騒いだりしても、それに反応して出てしまうとNGです。犬が落ち着いている時にハウスから出して、遊んであげましょう。
- 基本的にハウスで過ごさせる。飼い主さんが留守の場合はサークルで過ごさせる。
- 朝はまずトイレをさせる。
- ハウスで静かにお利口に過ごしていたら、出して遊んであげる。
- 30分程度遊んだら、またハウスに入れる。これを飼い主の好みで繰り返す。
- トイレのサインが出し始めたら、トイレ用サークルへ。上手にトイレができたら褒める。
- ご飯は、子犬の頃は1日3回、生まれてから半年ぐらいまでに1日2回へ徐々に切り替えていく。
外国のように自由に部屋をうろうろさせて犬を育てることは、犬にとっても人にとってもよくありません。必ず、ハウスまたはサークルで過ごすことを基本として育てましょう。