里親で引き取った成犬の「しつけ方」、注意事項を成功の鍵

犬のしつけ

引き取った初日からしつけを開始

日本ではペットブームを境に、犬猫の殺処分頭数が激増しました。その結果、様々な問題が起こりましたが、ここ数年は自治体やボランティア団体の努力を受け、その頭数も大幅に減少する傾向にあります。犬を飼い始める際の選択肢にペットショップからの購入と合わせて、保護犬の引き取りが加わった事は大きな意義があります。

しかし、保護犬の引き取りには、まだまだ課題があり、その中でも最も大きな課題は「しつけ」についてです。

保護犬の大半はすでに成犬になっている事から、

〇今からでもしつけが出来るのか

〇これまでのしつけと同じルールを守らなければならないのではないか

〇一般家庭でもしつけが出来るのか

をいう声が多く上がります。しかし、実際には犬は非常に順応性が高い動物で、新しい環境で、新たな生活のルールをきちんと教えて行くことで、おどろくほどのスピードで習得出来るものです。もちろん、名前も新しい家族の元で新しい名前を付けてもまるで問題はありません。

保護犬を引き取り、スムーズに新しい生活を始めるためには、しつけは家族に迎えたその日から始める事です。

このルールはペットショップで子犬を買った場合も、保護犬を引き取った場合も同じです。

新しい環境に慣れるまではという思いから、最初の数日間は何をしても許されるという環境を作ってしまうと、のちにしつけを始めるタイミングになってからかえって犬を混乱あせてしまうことになるからです。

犬のしつけは、年令やそれまでの飼育環境、犬種に関わらず家族に迎え入れたその日から始める事を原則と考えましょう。

叱らない、褒めて教えるしつけ方

保護犬の中には、過去に人間不信や人間に過剰な警戒心を抱く環境におかれた事がある犬もいます。新しい生活に少しでもスムーズに慣れさせるためには、しつけは決して「叱らない」「叩かない」事を心掛けておく必要があります。かといって、何をしても許されるという意味ではありません。

噛んではいけない場所を噛んでいる時、してはいけないいたずらをした時、無駄吠えをした時などは、厳しい口調、短い言葉で叱る事が必要です。長い言葉、叩くなどの行為、時間が経過してからの叱り直しなどを行わないという意味です。

しつけは、「よく出来た時」「正しくできた時」に十分に褒める、ご褒美を与えるという方法で良性強化、褒めて育てるという手法をぜひとっていきましょう。

失敗しないしつけ方

成犬はしつけが難しいと思われがちですが、集中力、体力ともに未熟な子犬に比べ、理解力、落ち着きがありかえって、しつけがスムーズなほどです。しかし、成犬の場合、これまでの生活環境や習性からしつけではコントロールできないこともあります。代表的な例はトイレです。屋外で生活をしていた場合、散歩の時にトイレを済ませる事が当然という生活をしていた場合、新しい環境に迎え入れられ、トイレシーツでトイレをさせようと思っても、なかなか難しいでしょう。このような場合、トイレを無理強いするのではなく、お互いの妥協点を見つけ出す事が必要です。保護犬のしつけは、失敗だと諦めてしまうのではなく、お互いがどうすればスムーズに生活出来るかを考える事でよりよい結果に繋がります。

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