犬を生活音に慣らすためのしつけと社会化CD

子犬のしつけ

犬を生活音に慣れさせるしつけの必要性

犬は人間の何倍もの聴覚を持ち、音にとても敏感な動物です。
雷や花火などの大きな音や、掃除機などの電化製品の音、インターホンの音などが苦手な犬はよく見られます。
これらの音が鳴るたびに犬が吠えたりすれば騒音問題になりますし、時には興奮して飛びかかったりして他人に危害を加えてしまう可能性すらあります。
犬にとって苦手な音に慣れるようにしつけをしていくことは、人間と一緒に生活していくうえでとても重要なことです。
音に慣れさせるしつけは、できるだけ子犬のうちから始めた方が効果的です。
人間でも犬でもそうですが、小さいうちに色々な経験をさせておくのが良いのです。

生活音に慣れさせるための犬の社会化CDとは

犬を人間の生活環境に慣れさせることを、「社会化」と言います。
この「社会化」のために、人間社会の様々な音が収録されたCDが「社会化CD」です。
もともとは盲導犬などの訓練のために作られたとも言われています。
盲導犬は、一般的な家庭犬に比べてより多くの音に慣れておく必要があります。
どんな音が鳴っても動じずに人間を介助していかなければならないからです。
最近では、このような「社会化CD」が家庭犬向けにも販売されるようになってきました。
電化製品やインターホンなどの室内の生活音だけでなく、自動車や電車の音や人の声、風や雷の音など、様々な音が収録されています。
このようなCDをまだ外出のできない子犬のうちから少しずつ聞かせることによって、人間の生活音に慣れさせていくのです。
もちろん、CDでなくても実際の音を少しづつ聞かせて慣れさせても大丈夫です。
ただ、CDで聞かせることで自宅では経験できない音を聞かせることができたり、音量を調節することもできます。
そういった点で「社会化CD」はとても便利なグッズと言えます。
「社会化CD」の効果についてですが、犬によって効果があったりなかったりと様々です。
これは愛犬の性格によるところが大きいようですが、効果的な使い方ができていなかった可能性もあります。
犬によってはCDの音と実際の音の違いにすぐに気づいたり、CDの音に慣れてしまう場合などもあるようです。
こればかりは実際に使ってみなければ分かりませんので、「試しに使ってみる」という感覚で始めた方が良いかもしれません。

犬を生活音に慣れさせるときの注意点

犬を生活音に慣れさせるために社会化CDを利用する場合に、注意したいことがあります。
必ず「ごく小さな音」から始めて、少しずつ音を大きくしていくということです。
これは、「系統的脱感作法」と呼ばれる方法です。
鳴っているかどうか分からないくらいの小さな音から始めて徐々に慣れさせることで、犬にストレスを与えずに訓練することができます。
まずは、エサを与えている最中や遊んでいる最中などに気付かないくらい小さな音でCDをかけることから始めていくと良いです。
特にもともと怖がりな性格の犬の場合は、より慎重に行ってください。
様子を見ながら少しずつCDの音を聞かせ、大人しくできたらご褒美をあげるなどします。
最終的に、音量を上げてもCDの音に無反応でいられたら成功です。
できれば社会化CDを使ってしつけをする前に、お座りなどの簡単なしつけができるようにしておくとより効果的です。
「飼い主の言うことを聞いて大人しくしていればご褒美がもらえる」という状況に慣れさせておくためです。
こうすることで、「音が鳴っても静かにしていればご褒美がもらえる」と犬が考えるようになるのです。

音以外にも犬を色々なものに慣れさせておくこと

生活音だけでなく、できるだけ子犬のうちに様々なことに慣れさせておくことはとても重要なことです。
色々なものを見せたり、色々な人に触ってもらったり、他の犬と遊ばせたりすることも経験させてあげたいところです。
子犬のうちに社会化を十分にした犬は、大人になっても情緒が安定し、問題行動も起こりにくくなると言われています。
成犬になってからの犬のしつけに困らないために、犬の社会化CDを活用してみてはいかがでしょうか。

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