犬の甘噛み・本気噛みのしつけ方法と人気の訪問トレーニング特集

犬

子犬の噛む行為に無視は禁物

生後半年までの子犬は歯の抜け変わりの不快感から手あたり次第に色々な物を噛みます。

飼い主の手や洋服を噛む場合もあれば、家具や柱、壁紙などを噛むこともあります。

この時期の「噛む」という行為は

・歯の生え変わりを促進する

・顎を鍛える

・噛む時の力加減を学ぶ

など成長過程で必要とされるものではありますが、必ずしも、すべてが「甘噛み」であり、一過性の行動とは限りません。

中には、子犬が本気で相手を攻撃したり、威嚇したり、相手との上下関係を意識して行っていることもあります。

もちろん、子犬自身も明確に意識をして「噛む」行動を使い分けているわけではないので、しつけをする飼い主としてもどのように対処したらいいのか迷うところです。

子犬が母犬や兄弟と共に生活している場合、「噛む」という行為には

・相手に無視をされる

・相手から同じように噛みつかれる

・相手から低い声で唸られ、噛んではいけない、はしゃぎすぎてはいけない事を知る

という方法で何らかの反応があります。この反応を通じて、子犬は犬社会の上下関係、相手と遊ぶ時の力加減を覚えます。

その為、しつけの上で「無視をする」という行為は子犬には意図が伝わらず、効果がありません。

子犬の甘噛みの対策としつけ方

子犬の「噛む」という行為には、甘噛みと本気噛みの2種類があります。

見極め方は、子犬が噛んでいる最中に、子犬を仰向けにしてみましょう。

甘噛みの場合、仰向けにされてもなんら変わりなく、噛み続けます。単に歯のむずがゆさが解消されれば気が済むからです。

その為、甘噛みの場合は

・歯ごたえのあるおもちゃを与える

・重量があり、子犬が体力を消耗しながら遊べるおもちゃを与える

・手や洋服を噛んだ場合は、軽く鼻をつまみ、すぐに引き離し、代わりのおおもちゃを与える

・子供特有の甲高い声や泣きながらの対処は、子犬を興奮させる為、逆効果。子犬がエスカレートする場合は大人が仲裁に入る

子犬の本気噛みの対策としつけ方法

一方で、成長と共に自分の力を誇示するようになったり、意思表示もかねて「噛む」場合があります。

具体的には

・リードでコントロールされる事が嫌でリードや飼い主の足を噛む

・ブラッシングや爪切りの時に飼い主の手を噛む

・遊びの最中におもちゃでなく、人間の手を噛む

などです。最初は楽しい遊びのつもりでも、次第に力加減がエスカレートし、次第に「意思表示」の手段、飼い主を従わせる為の手段として「噛む」行為を多用するようになります。

このような場合、放置しておくと次第に愛犬が家の中で威張りながら生活をし、飼い主とのコミュニケーションも測れず、気がつけばハウスの中で長時間を過ごすという事にもなり兼ねません。

このような場合の対処法は

・愛犬を仰向けにし、押さえつける

・愛犬が暴れていても、手を離さずに押さえつけたままにする

・愛犬がおとなしくなり、暴れなくなったら「ヨシ」と声を掛け、手を放す

このしつけを愛犬が反撃や噛みつきをする度に繰り返します。どのような場面であっても、飼い主の方が、力が上である事、服従すべきであることを理解させます。

子犬の噛むのタイプ別の直し方

子犬が噛む事は成長の段階で必ず起こる問題行動ですが、見極め方、しつけ方を間違えてはいけません。正しいしつけをし、成長後にも噛む癖が残ってしまう事の無いように接しましょう。

子犬の噛み癖が直らない理由

生後半年未満の時期は、いわゆる「甘噛み」という行為がどの犬種にも見られます。子犬特有の乳歯が抜け、永久歯に生え変わる時期で、歯ぐきにむずがゆさや不快感がある為です。

しかし、単に「むずがゆさ」の解消だけでなく、この時期、次第に体が思うように動くようになり、行動範囲も広がり、兄弟や仲間とじゃれ合い遊ぶ楽しさも覚え始めます。もちろん、遊びを通じて、お互いの力関係も認識し始めます。

理想的な環境の下で子犬が成長した場合、甘噛みは生後半年程で自然と解消されます。

自然と解消される理由は

・乳歯が抜け、永久歯が生え揃い、むずがゆさが解消されたため

・兄弟や親子、仲間同士のじゃれ合いを通じて、相手との接し方を覚え、むやみに噛みつかなくなったため

・お互いの力関係を理解したため

です。

しかし、ペットショップで子犬を購入する場合、一般的には生後2か月未満で親犬や兄弟、仲間から離れ、単独生活が始まります。

その為、犬同士の正しい接し方を身に付ける機会を失ってしまいます。この状態で新しい家族に迎え入れられるため、

・噛みつく時の力加減が分からない

・生活環境の変化へのストレス

・人間側のしつけに関する知識不足、誤ったしつけ方、接し方

・ぬいぐるみなど、完全に子犬が優位に立てるおもちゃ

などの理由から、本来解消されるべき「甘噛み」がかえってエスカレートし、解消されないまま「本気噛み」へと変化してしまいます。

共に暮らす飼い主も、日々歯の生え変わりを確認するわけではないので、いったいどの行動、どの時期までが「甘噛み」で、どの時期から「本気噛み」になったのかを判断する事も難しいでしょう。

その為、子犬の一過性の問題行動だと誤って認識してしまい、つい受け入れてしまいがちです。

しかし、この行動を正しく解消しておかないと、成長と共に力が強くなり、自己主張が明確になる中で、何かと危険を含む事になります。

子犬の噛み癖を直さないといけない理由

子犬の時期に「甘噛み」は「仕方がないもの」「自然と直るもの」とも思われがちですが、「甘噛み」と「本気噛み」との区別が難しい以上は、どちらの行動も同じ「噛む」という問題行動と考え、早急に対処する必要があります。

決して、甘やかし、見過してはいけないのです。

なぜ、小さな子犬に厳しく接しなければいけないかという理由は

・飼い主であっても、突発的に強い攻撃を受ける可能性がある為

・動物病院、トリミング、ペットホテルなど飼い主以外の人間と接する際に、「噛む」という行動を起こす危険性がある為

・高齢になり、次第に五感が衰え始めると、過剰にナーバスになります。その時にさらに「噛む」という行動がエスカレートする可能性がある為

です。

犬を飼う上で「絶対」や「いつも大人しい」「うちのこは大丈夫」という考え方は大変危険な事です。

いつ、どのような場面でも、どのサイズの犬でも「安全」であることを第一に考えなければいけません。

子犬の噛む癖を早く直す方法

子犬の甘噛みは、生後半年未満に見られる一過性の問題行動です。本来であれば、自然と解消されますが、環境や性格によっては、「本気噛み」に変化する事もあるので、早期に解消するようしつけを徹底する必要があります。

しつけはプロに相談を。家庭訪問レッスンは効果抜群

一般的なしつけ教室といえば

〇ペットショップの敷地の一角で行う常設型

〇公園など屋外で開催されるイベント型

〇飼い主のみ参加のセミナー型

などがあります。犬を連れて参加する場合は、大勢で同時にレッスンを行うグループレッスンが一般的です。

グループでレッスンを受ける場合、犬同士にも適度な緊張感があるうえに、社会化のレッスンにもなるのでしつけ教室としての効果は高いでしょう。

しかし、グループレッスンの場合、基本的なオスワリ、マテ、フセなどを習得する場合が多く、飼い主の指示に従い行動をするというルールを愛犬に理解させる事を目的としています。

その為、すでに問題行動がある場合や問題行動を事前に抑止したい場合には、やや遠回りな印象を受けるでしょう。そのような場合は、トレーナーに自宅を訪問し、個別でレッスンを開催してもらうスタイルがおすすめです。

この場合、それぞれの

〇生活環境

〇飼い主の飼育歴、しつけに関する予備知識

〇犬の性格

〇犬に関する悩み

などをヒアリングしたうえで、最適なしつけトレーニングを効率的に受ける事が出来ます。

例えば、マンション居住の場合

〇玄関チャイムの無駄吠えを抑止したい

〇屋外の通行時の騒音に過剰な反応をさせたくない

〇エレベーターや廊下での排泄をさせたくない

など犬を飼う場合に気になる点を集中してトレーニングすることも出来ます。

訪問レッスンは目標設定が大事

訪問レッスンは、それぞれの生活環境に応じたレッスンを行う事が出来るので、問題行動の改善、抑止も大変スムーズです。また、犬をコントロールする側の飼い主自身にも適切なアドヴァイスがされるので、レッスン完了後も犬を扱いの基本を継続して応用する事が出来ます。

しかし、訪問レッスンは一時間当たりの料金が数千円を高額な点がデメリットで、つい利用をためらってしまいます。

その為、利用にあたっては、事前に

〇現時点での問題行動、悩み

〇改善後のイメージ

〇しつけに掛ける事が出来る予算、期間

をしっかりと決め、トレーナーと相談するようにしましょう。また、家族全員でレッスンに参加するのか、代表だけが参加するのかもレッスン開始前に決めておく必要があります。

レッスンをスムーズに進めるためにも、出来れば毎回同じ人がレッスンを受ける事が理想的です。

将来、愛犬と一緒にスポーツをしたい、フリスビーを覚えさせたい、資格を取得したいなど明確な目標があると、家族全員で楽しみながらレッスンに取り組み事も出来ます。

トレーナーとの相性、得意分野を事前に確認

犬のしつけ専門家は一概に「トレーナー」という呼ばれ方をしますが、もちろんそれぞれに得意分野があるものです。

トレーナーの資格は民間団体の認定資格のため、その学習内容、キャリアも多種多様です。

その為、トレーナーを依頼する場合は

〇習得させたいしつけ内容

〇改善したい問題行動

をしっかりと見極め

〇トレーナーの得意分野(小型犬、ペット、テリア種、猟犬種など)が自身の家庭に合っているかどうか

〇しつけの手法が自身の方向性とあっているか

(褒めてしつける、体罰でしつける、犬笛を使うなど)

〇料金やスケジュールに無理がないか

を事前に確認し、愛犬と共に体験やカウンセリングを受けましょう。

ドッグトレーニング
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