吠える・噛む・散歩中に引っ張る犬の原因としつけ方法10選

吠える犬のしつけ方

可愛がっている犬の問題行動に悩まされていませんか?

今回は吠える犬、噛む犬についての原因やしつけかたのヒントをお知らせします。

よりよく犬と暮らす為に必要なしつけ方を学びましょう。

吠える犬の原因としつけ方

犬が吠えるのはいくつかの原因があります、その原因を知って取り除くことで犬は安心して吠えなくなるでしょう。

まずは何故吠えているのか原因を探ってみてください。

パターン1「警戒吠え」

他の犬や通りがかりの人や車に攻撃性のある吠え方をする場合、犬はその対象に対して恐怖心がある為に吠える事がほとんどです。

これをしつけしておかないと、警戒から攻撃に移ることもあり咬傷事故など大きな問題を引き起こす可能性があります。

<しつけ方法>

まず普段から飼い主と犬との間にしっかりとした信頼関係がなくてはいけません。犬が興奮しない、落ち着ける場所で基礎トレーニングをしましょう。

「スワレ」「フセ」「マテ」などを聞いてきちんと従えるようになれば、多少興奮するような出来事があってもコマンド一つで落ち着いて従えるようになります。

十分なトレーニングが出来るようになったら、実際に吠えてしまうシュチュエーションが起こる場所に行き、慣れさせると良いでしょう。

例えば道路を歩いているときに通り過ぎる犬に対して吠えてしまう場合、相手の犬が見えたらフセをさせて落ち着かせます(フセの状態は吠えにくい体制です)。

そのまま静かに低い声で「マテ」をさせ、犬が通りすぎるまで落ち着かせます。(甲高い声を出すと、犬はより興奮してしまいます)

無事立ち上がらずに通り過ぎたら良く褒めてあげましょう。

このように吠えやすいシュチュエーションに対して、飼い主のコマンドで落ち着かせてやり過ごす事ができるようになるのが大事です。

パターン2「要求吠え」

ワンワンと威勢の良い声で吠え続けている場合や飼い主の顔を見て訴えるように鳴いてるとき、犬は何かを要求して吠えています。

例えば「飼い主の姿が見えなくなって寂しい、不安だ」「おなかが空いた、エサが欲しい」「ケージに閉じこめられて嫌だ、出して欲しい」など。

<しつけ方法>

この場合、犬が吠えているときに要求している行動を起こすと、犬は吠えることで目的は達成されるのだと覚えてしまい、要求があるたびに吠えるようになります。

しつけ方法としては犬が吠えている状態の時にはノーリアクションで目も合わせずに無視します、声などもかけてはいけません。

犬がおとなしくなり、落ち着いたところで声をかけたり外に出したりしましょう。

その際に簡単なコマンド(スワレ・オイデ)を与え、それに従ったらご褒美を与えるようにするとより良いでしょう。

その為普段から基礎トレーニングをしておくことが大事です。

重要なのは犬の要求に根負けして従わないこと、また犬が求める何かを与える時には一呼吸置いてコマンドに従ったら与えるようにする事で、吠えて要求するのではなくコマンドに従うことを覚えます。

噛む犬の原因としつけ方

犬が噛むことはペットとして生活する上で絶対にあってはならない事です。

また噛み癖のある犬は動物病院に行くときに十分な手当が受けられない場合があります。

小さいうちからしっかりとしつけしておきましょう。

パターン1「気が強い犬、興奮しやすい犬が噛む」

とてもテンションの高い犬、興奮しやすい犬が手を出すと噛む、捕まえようとすると噛む場合、犬は自分は人間よりも優位で自分の気に入らないことをするときに噛めば良いと思っています。

<しつけ方法>

こちらも犬のしつけの基本として、普段しっかりと飼い主との信頼関係が築けているかどうかが大事なポイントです。

基礎トレーニングでしっかりと「スワレ」「マテ」「フセ」などを覚えさせ、いかなる時も飼い主のコマンド一つで犬がおとなしく従えるようにしておくことです。

特に「マテ」をしっかりと強化し、犬を捕まえるときはいきなり手を出すのではなく「マテ」をさせてから触ります。

人間よりも優位に立ちたがる犬の場合、普段からの接し方が非常に大事です。

エサは人間の食事の後に与える、玄関から出るときは人間が先に出る、ソファに座るときには犬をどけて人間が座る、など犬と一緒に行動する時には人間を優先するような行動を取りましょう。

また、犬がリラックスしている状態の時に色々な場所を触ってタッチの練習をする事で、「人に触られることは嫌な事ではない」と教えておきます。

特に耳や尻尾、手足などの先端部分は敏感で犬の嫌がる場所です。

決して無理矢理触るのではなく、ご褒美や優しい声をかけながらタッチする練習を重ねましょう。

そうすることで犬は人間をリーダーであると認め、噛むことは良くないと覚えていくでしょう。

パターン2「気の弱い犬、おとなしい犬が急に噛む」

いかにも攻撃性のなさそうな、おとなしい犬でも急に噛むことがあります。

犬に触ろうと近づいたら急に噛んだ、エサをの器を触ったら急に噛んだ等人間は「何もしてないのに何故?」と思うかもしれませんが、犬はちゃんと噛みつくシグナルを出しています。

しっかりと犬の性格や行動を把握して噛み癖を直しましょう。

<しつけ方法>

気の弱い犬の場合、噛みつくのは「恐怖・不安」から来るものが多いです。

人間よりも小さな犬にとって、人間の大きな手や甲高い声を「怖い」と感じる犬もいるのです。

そういった犬と接する時には静かに優しい声でなだめ、ゆっくりした動作で犬に触ります。

犬は急に噛むのではなく、ある一定の距離を超えると恐怖や不安のあまり噛むという行動に出ます。

犬が耳を後ろにして顔を背ける、尻尾を下にしている時は「怖い」「嫌だ」の合図です。

そのような行動が見られたら少し距離を置いて、犬から寄ってくるのを待ちます。

まず犬との信頼関係を築くこと、その上で犬が怖がる限界の距離を掴み、その距離を徐々に短くして行くことで噛まなくすることが出来ます。

また同時に、犬の喜ぶおもちゃや好きなオヤツを使って基礎トレーニングをしましょう。

特に「マテ」が出来るようになれば、ある程度恐怖心があっても犬は我慢する事ができるようになります。

犬の問題行動は普段から犬と飼い主との信頼関係があれば、かならずしつけることができます。

その為には犬を飼ったらエサを与えて散歩をすれば良いというだけではなく、しっかりとトレーニングをしておくことが大事です。

ただしトレーニングと言っても難しいことではなく「飼い主がして欲しいことを犬がする→飼い主が喜ぶ→犬もうれしい」という形こそが信頼関係に繋がります。

犬に好かれる飼い主になれれば、犬との生活がとても良いものになります。

末永く楽しく暮らせるようにがんばってください。

犬が散歩の時に引っ張るのはなぜか

散歩中に犬が引っ張るというのはよくある悩みです。
犬に引っ張られて、犬の思うがままに「歩かされている」飼い主さんもよく見かけます。
犬はなぜ引っ張るのでしょうか?
考えられる理由には以下のようなものがあります。
1.好奇心旺盛な犬
これは犬の個性にもよりますが、好奇心が旺盛な犬の場合はどんどん先に行きたがる傾向にあります。
気になるところがあると、自由にそちらに行ってしまうのです。
2.ストレスが溜まっている
室内犬の場合で、ずっと室内やケージの中にいるとストレスが溜まってしまいます。
そうすると、散歩で外に出られたことに興奮して引っ張ってしまうことがあります。
3.引っ張ると飼い主さんが着いてくるから
この場合は飼い主さんの甘やかしが原因と言えます。
犬の自由に、好き勝手歩かせていると当然犬は引っ張るようになります。
4.リードが長すぎる
これも、犬の自由にさせていることが原因です。
リードが長いと犬の行動範囲が広くなり、好き勝手に歩いてしまいがちです。
5.飼い主さんがリードを引っ張る
犬と飼い主さんが引っ張り合いをしているというケースも多いです。
犬は引っ張られると、引っ張られまいとして余計に引っ張るようになってしまいます。

引っ張りグセは直す必要があるのか

犬が引っ張る原因についてお話ししましたが、このような引っ張り癖はそもそも直す必要があるのでしょうか。
散歩のときに犬に引っ張られても気にしないという人も中にはいるかもしれません。
でも、犬の引っ張り癖を直すのはしつけをする上でとても大切なことです。
犬が散歩中に引っ張っているときは興奮しているときですので、飼い主さんの指示が耳に入ってきません。
これは、犬のしつけ上良くないことです。
毎日の散歩で飼い主さんの指示に従わず自由に行動していては、他のすべてのしつけにも影響します。
また、興奮して急に飛び出したりして思わぬ事故になる可能性もあります。
犬の身を守るためにも、周囲へ危害を加えないためにも、犬の引っ張り癖は直した方が良いのです。

散歩中の犬の引っ張りをしつけ直すときの注意点

犬が引っ張るのをしつけ直す時には、以下の点に注意しましょう。
・リードは短く、犬に手の届く距離で持つ
・リードは張らずにたるませておく
・散歩の時間は飼い主が決める
・犬が引っ張っても決して引っ張り返さない
散歩を「犬の自由にさせない」というのが基本的な考え方です。
ただし、リードは緩めておいてください。
「犬が自由に動けるけれど、自分の意志で飼い主さんの言うことを聞いている」と言う状況が理想と言えます。
散歩の時間も飼い主さんが決めましょう。
犬に吠えられて散歩を催促され、「よし、じゃあ散歩に行こうね」という飼い主さんも多いかもしれません。
でも、犬が散歩に行きたいから行くのではなく、「飼い主さんが連れて行ってくれるから散歩に行ける」ということを犬に覚えさせることが大切なのです。

散歩中に引っ張るのをしつけ直す方法

犬の散歩中の引っ張り癖を直す具体的な方法についてお話ししていきます。
簡単に言うと、「犬が引っ張ったら止まる」をひたすら繰り返すということです。
まず、家を出発するときからしつけは始まります。
最初に犬を玄関で「待て」で待たせます。
先に外に出てしまったら散歩には行かず、家に戻ります。
きちんと待てたら褒めてあげて、それから散歩のスタートです。
散歩中に犬が引っ張ったら立ち止まります。
その際、リードをグッと引いて犬の首にショックを与える「チョーク」を入れて止まるのも効果的です。
特に大型犬の場合などは立ち止まるだけでは力負けしてうまく止まれない場合もありますので、チョークで止まる合図を入れると犬も分かりやすいです。
「ノー」や「ストップ」など、決まった言葉があれば同時に使います。
犬が止まって、引っ張るのを止めたら褒めてあげます。
きちんと止まれたら、再び歩き始めます。
このとき今までと反対方向に歩き出すと、「引っ張ると前に進めない」ということが犬にもより分かりやすく伝わります。
これをひたすら繰り返すと、犬は「引っ張ったら散歩出来なくなる」と学習していきます。
時間がかかるかもしれませんが、引っ張らなくなるまで根気強くやってください。
成功すると飼い主主導の散歩が身につき、横について歩くリーダーウォークが出来るようになります。

散歩は犬のしつけの基本

散歩のしつけは、飼い主との主従関係を作るためにもとても大切です。
散歩中の引っ張り癖を直すのは、他人に迷惑をかけないという意味もあります。
飼い主主導の散歩を身につけ、犬との楽しい時間を過ごせるようにしましょう。

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