犬のしつけにアプリを使用する。音を怖がる理由としつけ方

チワワ

犬にとって知らない音は怖いもの

犬は人間に比べ遙かに聴覚が優れており、人間が気にならない音も不快に感じることがあります。

掃除機やドライヤーなど大きな機械音が苦手な犬は多く、掃除機をかけると激しく吠えたり、部屋の隅に逃げ込むという行動をする犬も珍しくありません。

また、花火や雷、台風時の音なども、大きな音であると共に、普段聞かれない音であることから犬が恐怖を感じます。

花火の音でパニックになった犬が脱走してしまったという話もよく聞かれますね。

どの音がどの程度苦手かなどは、犬によって個体差があり、特に無反応な犬もいれば、少しの音にパニックになって吠え続ける犬もいます。

音にパニックになってしまう原因は、遺伝によるものや、[音がした時に何か嫌なことが起こった]という関連付けによるものもあるようです。

個体差はあるものの、犬が苦手な音は人間社会に多々あり、犬と共生するためには様々な音に慣れさせる必要があります。

社会化不足も原因の一つ

飼い犬を人間社会に慣れさせる練習を[犬の社会化]と呼びます。

犬の生後1ヶ月~3ヶ月の時期は[社会化期]と呼ばれており、最も好奇心旺盛であるこの時期が、犬の社会化の練習に適していると言われています。

社会化の練習とは、社会化期の子犬を積極的に外に連れ出し、様々な物を見せたり音を聞かせることで、知らない物への恐怖心を無くしていくという練習です。

犬の社会化は、犬が人間社会で生きやすくするためにはもちろん、飼い主にとっても、吠える、噛むなどの問題行動をなくし、犬と気持ちよく暮らしていくために大切なことです。

しかし、ワクチンなどの問題により、社会化期に子犬を外に出さなかったことが原因で、社会化不足になってしまう犬も少なくありません。

社会化不足の犬は、経験してこなかったことに対して恐怖を感じやすく、散歩中に知らない人や犬に吠えたり、音に敏感に反応する可能性が高くなります。

犬の社会化は、時期を逃してしまえば二度とできないという訳ではありません。

もちろん、時期を逃してしまうとしつけに時間はかかりますが、何歳になっても社会化の練習は可能であるため、諦めず続けていくことが大切です。

犬を音でしつけするアプリ

犬の無駄吠えを防止できるアプリが話題になっています。

設定すれば、犬が吠える声の大きさに反応し、掃除機や空き缶などの犬が苦手な音が出るというものです。

吠える度に嫌な音が出ることから、犬がしだいに吠えるのを止めるという仕組みですね。

スマートフォンから気軽に使えるということもあり、犬の無駄吠えに困っている飼い主さんの中には、アプリを試している人も多いようです。

アプリでのしつけは賛否両論

無駄吠え防止アプリの効果には個体差があり、どんなしつけグッズにも言えることですが、効果のある犬もいれば全く効果の無い犬もいます。

上記のアプリは、[※天罰方式]を応用したものですが、(※天罰方式とは、犬が吠える度に犬が苦手な音を聞かせることで無駄吠えを止めさせるというしつけ方)極端に臆病な性格の場合や健康状態に問題のある場合など、犬によっては不向きな場合もあります。

また、天罰方式は即効性はあるものの、あまり頻繁に行えば犬が音に慣れてしまう可能性が高いため、やり続けるには音を変えるなどの工夫が必要になります。

無駄吠えのしつけをする際は天罰方式のみに頼らず、服従訓練(お手やお座りのしつけ)をしっかりと行うことで、吠えさせないようにしていくことが大切です。

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