本気で噛む犬のしつけ方、叱り方。怪我を未然に防ぐ方法

子犬の噛み癖のしつけ方

本気で噛みつく犬の心理状態

犬の中には、特定の行動に極度の拒絶反応を示し、全力で噛みつくという行動をとる場合があります。

比較的多いケースは、爪切りやブラッシングなど不快と感じる日常の世話に対して、その予兆を察知した時点で、警戒心をあらわにしに、人間が手を振れた瞬間に噛みつきというケースです。

この時、ペットだから、小型犬だからと侮ってはいけません。たとえ小型犬であっても、時には人間が大怪我を追う事もあるので注意が必要です。また、日ごろは大人しいと感じる大型犬であっても、不意のタイミングで激しい行動に出ることもあるので、決して油断をしてはいけません。

本気で噛みつく犬の行動には、以下の2つのパターンがあります。

〇露骨に警戒心を表し、唸る、顔にしわを寄せるなど威嚇行動があり、その後に噛みつく場合

〇一見平然としているように見せているものの、不意のタイミングで一撃に出る場合

です。洋犬種と呼ばれる犬種には、比較的事前の威嚇行動が多く見られます。その為、些細な事でも大げさに泣き叫ぶ、わかりやすい威嚇行動があるので、人間側も身構える事が出来ます。

しかし、柴犬に代表される日本犬やブルドック系の闘犬種、忍耐強いテリア種の場合、事前の威嚇行動が一切ない場合もあります。これらの犬種は、不快な事、痛みをじっと耐えてやり過ごそうとします。しかし、自分の中の限界点を超えた時点で、大変強い反撃行動に出ます。この反撃行動がいつどのタイミングで起こるのか、どの相手に対して起こるのかはまるで予測が出来ないので、反撃をされた場合大怪我になることもあります。

いずれの犬種も犬にとっては、極限の精神状態にある事は重々承知しておかなければなりません。

興奮は必ず収束します。収束後の対処法

実は、噛みつきや威嚇、興奮といった犬の問題行動は意外にも短時間で収束するものです。

早ければ数秒で収束する事もあります。その為、興奮状態にある犬を無理に抑えつけ世話をするという方法よりも、興奮している犬は放置する、無視をする、手を放すという方法の方がかえって効果がある時もあります。

トリミングショップでは、爪を切ろうとするたびに噛みつき、立ち上がる犬がいた場合、無理に抑え込むのではなく、抱きかかえ手足を宙に浮かせた状態にし、作業を進める事があります。この方法であれば、犬がどんなに暴れても手足を踏ん張る事が出来ず、次第に犬自身が無気力になり、反撃を諦めてくれるからです。

家庭でも、興奮している犬をしつけのためにと無理に抑え込むのではなく、無視をする、相手にしないという方法を獲ると意外にスムーズに世話が進みます。愛犬にとっても、飼い主に攻撃をしても、何のダメージも与える事が出来ないと認識をすると、次からはまるで反撃をしないというように変化が見られます。

怪我を未然に防ぐ対策

愛犬の反撃に屈しない、相手にしないと理解はしていても、実際に噛みつかれそうになると当然の事ながら飼い主側も恐怖を感じるものです。その為に、愛犬が苦手とする世話をする時は、口輪やエリザベスカラー、革製のグローブなどを常備しておくと安心です。飼い主側の安全対策が講じられている上であれば、愛犬の世話もスムーズに終える事が出来るからです。

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