散歩の犬のしつけ方法5選【叩くのが駄目な理由と事故・トラブル回避のトレーニング】

英語で犬のしつけ方

散歩にありがちな犬のしつけの失敗

小型犬の飼育頭数が増え始めたころから、日本でもしつけに関する認識が甘くなり、「小型犬だから仕方ない」という考え方が増える様になりました。

飼い主以外の立場からみると迷惑行為でも、飼い主は大目に見てしまうというケースが増えています。

しかし、小型犬だからこそ、きちんと身に付けておかなければならない「しつけ」があります。

具体的には

・飼い主より前を歩かない

(リードをピンとはり、飼い主より前を率先して歩く)

・むやみに吠えない

(他犬、車、バイク、通行人などにむやみに吠える)

・どこでもトイレをしない

(小型犬だから、少量だからと場所を選ばずにトイレをしてしまう)

・他人に飛びつかない

(犬が苦手という人の中には、小さな犬でさえも不快感や恐怖を抱くこともあります)

などです。これらは、飼い主にとっては日常の行為、中にはかわいらしい、ほほえましいとさえ思ってしまう行為もありますが、そうとは捉えずに単なる迷惑行為になる事もあるのです。

犬が人より前方・先頭歩行で事故

実は小型犬の多い事故で「自転車」との交通事故があります。この事故は散歩の最中に小型犬が飼い主の先を歩く事で起きています。

ペットショップで市販されているリードは、小型用、大型用限らず120cmサイズが標準の長さです。この長さに飼い主が手を前に伸ばした分の長さが加算され、散歩中、小型犬は飼い主の1mほど先を歩いています。

交差点や曲がり角では、通りすぎる自転車は飼い主の存在には気がついていても、その1m先を歩く小型犬の存在にまで気がついていない事もあり、衝突事故が起こります。

この事故は、曲がり角でバイクや自転車が後方から差し掛かり、犬が巻き込まれるという形でも多発しています。

つまり、飼い主が考えているほど、「犬」は認識されて当然ではないのです。逆に、犬は認識されなくて当たり前と考えておく方が大切です。

このような事故を未然に防ぐためには

・飼い主のすぐ横を歩く方法

・飼い主の許可した範囲内で自由に歩く方法

の2種類を愛犬に習得させ、歩行する状況に応じて使い分ける必要があります。

ドッグランなど犬の自由行動が許可されている環境以外では、原則、愛犬は飼い主のすぐ横、すぐに抱き上げる事が出来る位置を保つよう教えます。

犬の人懐こい行為の注意点

小型犬の中には、人間への警戒心が一切ない性格の犬もいます。犬好きな人にとっては、無邪気でかわいらしいと思えるでしょう。しかし、犬嫌いの人から見ると、大変不快で、恐怖さえ感じることもあります。

愛犬を他人に近づける時は、愛犬自身に判断をさせるのではなく

・事前に、相手に許可を得る

・飛びついてしまう可能性がある事を伝える

・飛びつく事で洋服や持ち物が汚れてしまうかもしれない事も伝える

という配慮が必要です。

特に相手が小さな子供の場合、必ず保護者に確認をしましょう。小さな子供は力加減が分からず突然強く犬を叩いてしまったり、大声を上げることもあり、大変危険です。

必ず、事前に確認をし、安全を確かめたうえで愛犬を近づけます。

犬の散歩のマナー

犬の飼育頭数が増える一方で、散歩に関するトラブルも続発しています。安全な事がもちろんですが、犬を飼っていない人、犬が苦手な人への配慮を忘れずに置く事も飼い主の義務の一つです。

犬の叩くしつけはダメ

騒がしく吠えてなかなか鳴くのをやめてくれない、何度言っても同じいたずらをする、なかなかトイレを覚えてくれないなど、犬が思うようにしてくれない時にイライラして、つい犬を叩いてしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか。
飼い主さんにも感情がありますから、ついカッとなってしまう事はあると思いますが、感情にまかせて犬を叩く事は、何の解決にもならないばかりか状況を悪化させてしまう場合もあります。
また、叱る時には常に叩く行為をする事も、よいしつけ方法とはいえません。叩く時は手を使うと思いますが、日常的に叩く行為をしていくと犬は人の手自体に怯えるようになってしまいます。
怯える気持ちを持ち続けた結果、飼い主さんに心を閉ざす犬になっていってしまうのです。
もっと最悪な結果は、人の手に怯える気持ちが転じて攻撃的なってしまう事です。自分の身を守る防御の為に、叩こうとしてくる人の手を噛むようになってしまう事もあります。
全ての犬がそうなる訳ではありませんが、全ての犬がそうなる可能性を秘めているという事も覚えておいてください。

犬の叩く以外の罰

では、叩く以外の罰はどうでしょう。犬が悪い事をしたからといって、ケージに閉じ込めたままにする、散歩に連れて行かない、ご飯を抜いてしまうなどの罰を与える飼い主さんもいます。
これら全ては、犬に反省を促すという意味では何の効果も一切ありません。断言します。
犬に悪い事をしてしまった事を認識させるのは、その悪い事をした瞬間に言う以外は効果はありません。例えば外出から帰宅したらいたずらした痕跡があった場合、明らかにやったのは犬でも、そのいたずらをした瞬間ではないので叱っても犬には意味が分かりません。
せっかく飼い主さんが帰って来て喜んだのに、急に意味も無く叱られたとしか犬は思いません。
そんな事を繰り返していては、犬との信頼関係がなくなっていき、犬はますます飼い主さんの言う事を聞かなくなってしまいます。

犬のダメな叱り方

自分でも気が付かないうちに、ダメな叱り方をしてしまっている飼い主さんもいます。
犬は悪い事をした瞬間に叱らなければいけないと紹介しました。タイミング的に問題なく叱る事が出来ている飼い主さんの中には、いつまでも延々と叱り続ける方がいます。
例えば、犬がチャイムの音に反応して吠えます。飼い主さんが注意したら犬はすぐに吠えるのを止めました。そうしたら、次はやめたところで褒めてあげなくていけません。
それなのに、まるで子どもを叱るかのように、吠えてはいけない理由や、吠えると近所に迷惑をかけてしまうなどの話を延々とし続ける飼い主さんがいます。
犬はそんな説明をされても全く理解は出来ず、いつまでも飼い主さんが怒っている事で、一体自分は何に対して叱られたのかが全く分からなくなってしまいます。
せっかく上手な叱り方をして、犬もそれにきちんと答えてくれたのに、全てが台無しになってしまう叱り方です。
犬を叱った時には、その叱った行為をやめたらすぐに褒めてあげるところまでがセットです。これは必ず徹底してください。
犬は叱られたから吠えるのをやめようと思うのではなく、大人しくしていたら飼い主さんに褒められた事が嬉しくて、次も大人しくしていようと思うのです。
叱るだけでは、犬は何も覚えてくれません。

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