成犬のトイレトレーニングと犬の散歩中に引っ張る時のしつけ方法

犬

散歩中に吠える犬

お散歩中に、他の犬に遭遇したり、知らない人がいたりするとやたらに吠えまくる犬っていますね。
飼い主さんが一生懸命制止しても、そんな事は全く構いもせずにワンワンと対象の犬や人が居なくなるまで吠え続けます。
散歩にいくたんびにけたたましく吠えるようでは、ご近所迷惑にもなりかねませんし、飼い主さんは散歩に行くのが憂鬱になってしまいます。

何故散歩中に吠えるの?

何故散歩中に、犬はこんなに吠えるのでしょうか。
まず一番に考えられる理由は、飼い主さんと一緒に居るにも関わらず、自分がリーダーだと思っているからです。
犬は自分がリーダーだと認識すると仲間を守ろうとする意識が働きます。この場合仲間である飼い主さんを、知らない人や他の犬から守るのは自分だという思いからの威嚇行動が吠える事に結びついています。
もう一つ考えられる理由は、自分のテリトリーを荒らされたとの考えです。毎日の自分の散歩コースは、犬からしてみれば自分のテリトリーです。そのテリトリーに勝手に他の犬が入ってきたとなれば、それは大問題です。吠えて追い出そうとします。
このテリトリー問題も、実は自分がリーダーだと認識しているからこそ出てきてしまう行動になります。
この吠える行動をなくす為には、リーダーは犬ではなく飼い主さんであるという事を教えてあげなくてはいけません。

リーダーウォークを教える

飼い主さんをリーダーだと教える為には、リーダーウォークを犬にしつける必要があります。
リーダーウォークとは、散歩時に犬が自由気ままに歩く事なく、常に飼い主さんのそばに寄り添って歩く事を言います。
これがきちんと出来ている犬は、飼い主さんをリーダーと認めている証拠で、当然他の犬に勝手に吠えたりはしません。
リーダーウォークを犬にしつける方法をお教えします。

・散歩中、犬がリードを引っ張るような事をしたらすかさず禁止のコマンドを出して立ち止まる。

・立ち止まったら、その後犬を呼んでそばに引き寄せる。

・そばに来たら、すぐに褒める

この3つを繰り返し行うだけです。難しい事は一つもありませんが、歩いては止まり、歩いては止まりの繰り返しですので、かなり根気のいる作業です。
犬が飼い主さんに対してリーダーだという意識を持つようになると、常にリーダーである飼い主さんの動向を気にするようになります。
その為、他の犬や知らない人の事は気に留めなくなり、結果として吠える事もなくなっていくのです。
それに、飼い主さんを信頼出来るリーダーと思っていれば、危険からも飼い主さんが守ってくれるので威嚇行動をする必要もなくなります。

吠える回数が減ってきたら

犬が他の犬に吠える回数が減ってきたと実感出来たら、今度はなるべくたくさんの犬に会わせるようにしてみます。
吠えて威嚇する行動を長く身に付けてきてしまった犬は、咄嗟の時にはまた悪い癖が出てしまう事があります。
なるべくたくさんの人や犬に遭遇させて、悪い癖を出し切ってしまいましょう。吠えそうになったり吠えてしまったりしたら、禁止のコマンドを出して注意し、吠えるのをやめたらすぐに褒めるという事を繰り返していきます。
吠えなかったら飼い主さんに褒められたという、嬉しい経験をたくさん積ませてあげましょう。

犬の引っ張り癖は危険

犬に引っ張られるように散歩する飼い主さんをよく見かけますよね。

犬が行きたい方向に人間が付いていく行為は、残念ながら犬を散歩しているのではなく[犬に散歩されている]状態です。
つまり散歩の主導権を犬に握らせている事になり、「自分は飼い主より偉い」と犬に勘違いさせてしまう行為です。

これを容認することであらゆるしつけが難しくなり、言うことを聞かない犬になる恐れがあります。

また、犬に引っ張られる事で飼い主さんが転んで怪我をしたり、犬自身も縦横無尽に走り回れば、自動車、自転車などに轢かれてしまう危険も出てきます。

安全な散歩をするためにも常に飼い主さんが犬をリード(先導)する必要があるのです。

引っ張り癖を直すには

そもそも犬が飼い主さんを引っ張るようになったのは、飼い主さんが引っ張られて付いていくからです。

飼い主さんを引っ張っていく事で、自分の行きたい方向に行ける、嗅ぎたい臭いを嗅ぎに行けるという楽しさを犬が覚え、それを毎日繰り返しているうちに引っ張るのが当たり前になってしまい、直すのが困難になります。

引っ張り癖を直す一番の方法は、犬に付いていかない事です。

犬がリードを引っ張ったら、飼い主さんは歩みを止めましょう。

決して引っ張り返すのではなく、ただ止まって下さい。(引っ張り返すと犬は更に強い力でリードを引っ張ろうとする事があるため)

これを、犬が「引っ張ったら歩かせてもらえない」と理解するまで根気よく続ける必要があります。

そして、引っ張るのを止めたら即座に思い切り褒め、おやつを与えたりしましょう。

また、散歩コースを犬に決めさせるのではなく、飼い主さんが行きたい方向へ行くようにしましょう。

散歩コースは沢山作っておき、時にはたまにしか行かない道を行き、犬が道順を覚えてしまわないようにするなど、犬が先に行かないように工夫することも大切です。

注意点として、しつけが出来ていないうちからのロングリード(伸縮式リード)の使用は引っ張り癖を助長させますし、事故に遭う確率が高いため散歩中は使用しないで下さい。

リーダーウォークの利点

先述のように、人が犬を先導し、犬が人について歩く事をリーダーウォークと呼び、これをマスターしておくことで、散歩中にとても役立ちます。

① 主従関係の構築に役立つ
リーダーウォークで上下関係をはっきりさせられると共に、飼い主さんの動きをよく見るようになるため、アイコンタクトも取りやすく、しつけがスムーズになります。

② 散歩がとても楽になる
犬に引っ張られての散歩は、犬が大きければ大きいほど飼い主さんの負担になります。

③ 危険回避出来る
犬が勝手に動き回ってしまい制御出来ない状態では散歩中の他の犬や飼い主さんへ飛びかかっていく恐れもあります。
リーダーウォークは、それらの回避や、毒物の拾い食い、道路への飛び出しなど危険行為の抑止にも役立ちます。

④ 公共マナーにも
犬の散歩中のマーキング行為が原因で照明柱や電柱などを腐食させるということが問題になっています。

マーキングは「犬の本能」だと飼い主さんは見逃してしまいがちですが、決して良い行為ではありません。

また、マーキングは臭いを嗅ぎに動く事から引っ張り癖を作る要因となっているため、しつけの点からもマイナスです。

リーダーウォークを行うことで出来るだけマーキングをさせないよう心掛けましょう。

成犬の為の室内トイレのしつけ法

成犬にもトイレのしつけが必要になる場合があります。

・里親として成犬を引き取った場合

・子犬の頃からまだトイレが十分にしつけ出来ていない

・引越しや部屋の模様替え、リフォームでトイレの環境が変わった場合

などです。

成犬の場合、犬自身の習慣もあり、しつけ直しには若干の時間がかかりますが、叱らず、根気よく教え続ける事で必ず身に付ける事が出来ます。

成犬の場合、中には、6時間、12時間という長い時間もトイレを我慢出来るようになります。健康面を考えると決して、いい傾向ではありませんが、思うようなトイレの環境が整わないとつい無理に我慢してしまうものです。

成犬に室内でトイレを教える方法は

・4面を囲われたサークルなど行動範囲を制限出来る場所を用意する

・サークルの4面すべてをバスタオルなどで覆い、愛犬が周りの視線を意識せずに済むよう整える

・子犬のしつけ用臭い付きトイレシーツやしつけ用スプレーを用意し、愛犬のトイレに吹きかけておく

・朝の寝起き、食後、シャンプーの直後など愛犬がトイレをしやすいタイミングを見計らい、サークル内へ入れます

・この間、飼い主がのぞいたり、そばにいてはいけません

・愛犬がトイレを終えたタイミングでご褒美を与え、サークルから外へ出します

最初は、飼い主が愛犬をサークル内へ入れてあげる事、トイレが終わるまでサークルを閉じて置く事が必要ですが、次第に愛犬が自分で出入り出来る様になります。

成功させるためには

・完全に室内トイレが身に付くまでは、トイレしつけ用商品を活用する

・散歩は室内トイレが終わった後で連れていく

・トイレを失敗しても叱らない事

が大切です。

成犬の為の屋外トイレのしつけ法

子犬は成長と共にトイレを我慢できる時間も長くなり、オスの場合縄張り意識も芽生え始めます。生後数か月は室内でトイレを済ませていたものの、出来れば散歩のタイミングの屋外トイレだけで済ませたいと思うこともあります。

その場合の切り替え方は

・室内のトイレをすべて撤去する

・毎日散歩に連れ出す時間を決め、日々の習慣にする

・散歩ルートは騒音や他の犬に会いにくい場所、雑草や地面がありトイレをしやすい場所を選んであげましょう

・屋外でトイレが出来るように雑草や地面のある場所で立ち止まり、自由に臭いを嗅がせることも必要です

・屋外のトイレに慣れるまでは、短時間、複数回外へ連れ出す事を繰り返し、トイレをもよおすように習慣づけます

これまで屋内でトイレをする事が当たり前と思ってきた犬にとって、屋外でのトイレはとても緊張し、危険があると感じるものです。

その為、最初は緊張からなかなかトイレを済ませる事が出来ませんが、毎日同じタイミングで連れ出す事で次第に理解し、習慣化出来るものです。

他の犬の排泄後の臭いを嗅ぐ事で、縄張り意識が刺激され、スムーズにトイレが出来る事もあるので、愛犬の臭いかぎを無理に遮ってはいけません。

成犬のトイレのしつけ法

人間同様、犬も習慣を変えるには数週間~数か月かかる事もあります。叱ったり、怯えさせては逆効果です。焦らずゆっくりと教えてあげましょう。

便利なトイレしつけ用商品も上手に活用すると、お互いにストレスなくしつけに取り掛かる事が出来ます。

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