成犬のトイレのしつけ方法とトイレシートやトイレトレーの選び方

犬

成犬がトイレの場所を覚えない理由

成犬にトイレのしつけが必要になるタイミングは

・里親として引き取った

・新たに犬を迎え、多頭飼いになった

・引越しなどで生活環境が変わった

などが多いでしょう。

成犬は人間の3歳程度の知能レベルがあり、人間の会話や言語のほとんどを理解出来ていると言われています。

もちろん、トイレの失敗について飼い主が怒っていることも十分理解出来ています。

しかし、わかってはいても失敗を繰り返してしまうには、それなりの理由があります。

成犬のしつけは、子犬と違い問題や理由を見つけ、解決する事で早期に完了する事が出来ます。

成犬がトイレの場所を何度も失敗してしまう理由は

・トイレの場所が気に入らない

(リビングや飼い主の行き来の多い場所、玄関付近など犬自身が安心して、落ち着いたトイレが出来る環境にない場合)

・これまでに室内でトイレをする習慣がなく、長時間我慢しすぎてしまう為、最終的に場所を考えずに失敗をしてしまう

(もともと屋外で飼育されていた場合や散歩時にトイレを済ませていた場合、室内トイレへ切り替える事は非常に難しいものです)

・トイレに自分以外の犬の臭いがついていて、抵抗感がある

(多頭飼いに多く見られる理由です。排泄物の臭いが無くても、寝床としている場合に臭いでも拒絶する事があります)

まずは、愛犬を叱る前に、トイレの前後にどのような行動を見せるかを観察し、トイレを失敗してしまう理由を見つけてあげましょう。

多頭飼いの場合の成犬のトイレ事情

小型犬に多く見られる多頭飼いのスタイルは、室内トイレを複数の犬で共有するスタイルです。

この方法は、

・縄張り意識の強い犬

・先住犬との相性が悪い場合

・親子の犬

などの場合、飼い主の思うようにトイレの共有が出来ない事があります。

特に、オス犬同士の場合、お互いの縄張り意識が成長と共に強くなり、子犬のうちは問題が無かったものの、2歳、3歳と成長するとともに失敗が増える事があります。

また、オス犬の場合、トイレとは別で「マーキング」として少量の排泄を家の至るところで繰り返す事もあります。

このような場合、しつけでトイレの共有を強制する事は非常に難しいので

・それぞれのハウス内に専用のトイレを設置する

・散歩の際にトイレを済ませるようしつけ、室内でのトイレは使用しない

・室内ではマナーベルトを装着させ、マーキングを予防する

などの方法が効果的です。

成犬のトイレ失敗理由別しつけ方

トイレの失敗理由を見つける事が出来たら、それぞれの理由別の対処法を講じてあげましょう。

・トイレの場所が気に入らない場合は

(安心してトイレが出来る場所に一か所だけトイレトレーを設置する。愛犬がトイレに行った最中は追いかけずにそっとトイレを済ませる事が出来るようにし、愛犬が立ち去ってから片付けをする)

・トイレの場所を間違える場合は

(愛犬の行動範囲を一部屋だけに限定し、まずは部屋の中でトイレを間違えずに出来るようしつけます。愛犬の失敗が無くなってから、次第に行動範囲を拡大します)

・トイレからはみ出す場合は

(トイレトレーはフチのあるデザインを選び、愛犬自身にトイレの範囲を認識させる)

成犬のトイレ失敗理由

成犬のトイレの失敗には、必ず理由があります。叱る前に理由を見極め、対処法を講じてあげる事で早期にしつけ直しをする事が出来ます。

犬を飼い始めた時にまず悩むのはトイレのしつけでしょう。

トイレトレーニングを始める時には、犬の体に合ったトイレとトイレシートを選ぶ必要があります。

今日はトイレやトイレシートの上手な選び方をお伝えします。

犬の成長に合わせて大きさを選ぶ

トイレの大きさはしつけをする際の大きなポイントです。

犬の体に合ったものを用意しないと、排泄中に体がはみ出して床を汚してしまったり、犬が排泄物を踏んでしまったりするためうまくいきません。

特に子犬から始める場合は、成長と共に大きなものに変えていく必要がありますので、できるだけ成犬になった時の大きさを配慮して揃えましょう。

必要な大きさは、犬の体長の2~3倍くらいで、トイレの中で犬がクルっと回れるくらいのスペースがあれば良いでしょう。

ダックスフントやコーギーなど小柄に見えても胴が長い種類の犬は、トイレからおしりがはみ出してしまうこともあるので、少し大きめの方が失敗なくしつけできます。

トイレのしつけは、犬がうまくトイレの中で排泄をする→それを褒める、の繰り返しです。

失敗しないトイレ環境を整えてあげることが、しつけ成功への第一歩です。

素材や質の違いと上手な使い方

市販されている犬用のトイレは、トイレシートとそれを挟むトレイで1セットです。

トレイはトイレシートを挟むオーソドックスなタイプや、オス犬が足を上げて排泄をしても受け止められるようなL字型のもの、大型犬でも対応できるワイドタイプなどがあります。

トイレシートは様々なサイズと、吸収率の違いで選ぶと良いでしょう。

サイズは小型犬用の小さなものから、新聞紙大の大きなものまでありますので、その中からトイレトレーに合ったサイズを選びます。

吸収率はおしっこ1回分、2回分など違いがあるので、日中こまめに取り替えることができる時間帯は薄手の吸収率の低いタイプ、夜間や留守番させる際など長時間使用する場合はしっかりと吸収できる厚手のタイプなど使い分けると良いでしょう。

またしつけ用に排尿を誘因する臭いがついたトイレシートや、消臭力が強く室内でも気にせずに使えるものもあります。

よくあるトラブル、シートを噛んでしまう時は?

留守番中や目を離したときに、トイレシートを食べたり噛みちぎってしまう犬がいます。

原因としては犬が暇でストレスからしてしまう時や、おなかが空いて噛んでしまう、おもちゃだと思っている、などの理由があります。

その場合、トイレシートを網で覆ってしまうタイプのトイレトレーを使い、簡単に犬が噛めない状態にします。

そして同時におもちゃや堅いオヤツなどで、噛みたい気持ちをトイレシートに向けないようにしてあげると良いでしょう。

してはいけないのは、犬がトイレシートを噛んだときに叱ってしまうことです。

犬は排泄をする行為そのものを「叱られるからやってはいけないのだ」と学習し、せっかくのトイレトレーニングが失敗してしまいます。

トイレシーツを噛んでしまったときは、犬にかまわずに速やかに片づけてしまいましょう。

トイレのしつけの基本はできるだけ失敗させない工夫をする事です。

犬用のトイレやトイレシートには沢山の種類がありますので、犬や生活スタイルに合った最適なものを選び、しつけしていきましょう。

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