成犬から始めるトイレトレーニング方法と散歩のしつけのやり方

犬

成犬のトイレトレーニングが子犬より難しい理由

成犬のトイレトレーニングは、子犬の時期に行う場合と比べ、トレーニングに倍の時間を要すると言われています。

年齢や犬種、更に個々の性格などによっても覚える早さは変わってきますが、成犬のトイレトレーニングが難しいと言われる一番の理由は、今までの生活環境を変えることが容易ではないからです。

例えば、今まで外で排泄することを習慣としてした成犬に、家の中で排泄させることはとても難しいことです。

また、最も排泄回数が多い子犬の時期では、一日に10回前後のオシッコをしますが、成犬は溜めてすることができるため、オシッコの回数も一日3~4回ほどしか無く、トイレトレーニングができるチャンスも子犬と比べ少ないのです。

上記のことから、成犬のトイレトレーニングは子犬に教える以上に根気が必要であり、いつか覚えてくれるという気持ちで、気長にコツコツと教えていくことが大切です。

成犬のトイレトレーニングの進め方

①準備

全面にトイレシートを敷いたケージ(サークル)とクレートを用意します。

クレートとは、犬を運ぶ際に使う物ですが、形状から犬がとても安心できる場所となっているため、犬のハウスとしても使用することができます。

クレートの選び方として、あまり大きな物は犬が落ち着かないうえに、中で排泄してしまう可能性があるため不向きです。

クレート内で犬が回転できる程度の広さの物を選んで下さい。

②時間毎のトイレ誘導

子犬のトイレトレーニングでは、食後、寝起き、運動後などのタイミングでトイレ誘導をすることが有効とされます。

しかし、成犬ではこのタイミングで排泄するとは限らず、また、一日の排泄回数も少ないため、タイミングを計るよりも時間毎にトイレ誘導するトレーニングが有効です。

時間毎にクレートから犬を出し、サークル内のトイレに誘導して下さい。

※犬によって、排泄のリズムもパターンも違うため、トイレ誘導しても必ず出るとは限りませんが、毎日記録していくことで、愛犬の排泄のパターンが分かるようになっていきます。

④号令をかける

犬をトイレに誘導したらケージの扉を閉め、号令をかけて排泄を促して下さい。

号令は、「ワンツーワンツー」など、犬が分かりやすいかけ声にしましょう。

慣れてくると、犬が号令により排泄できるようになってきます。

④褒美

排泄に成功したら、大袈裟なほど褒めて、トイレから出して遊んであげましょう。おやつを与えるのも有効な手段です。

これを続けることで、[トイレで排泄すると良いことがある]と犬に理解させ、トイレを好きにさせましょう。

また、トイレで排泄できなかった場合は再びクレートに入れて休ませましょう。

成犬が急にトイレを失敗するようになった

今までトイレで排泄していた犬が、急にトイレを失敗するようになったということがあり、原因として以下のことが考えられます。

①トイレが原因

トイレが汚れている、トイレトレー、トイレシートが変わったなど、トイレが気にくわないという理由から入らないことがあります。もう一度環境を見直してみましょう。

②構ってほしい

違う場所で排泄した際、飼い主さんが「キャー!何でこんなとこでするの!」などと大騒ぎしたことを「構ってもらえる」と喜んでしまった犬が、わざと失敗することがあります。粗相しても無言で片付けることを徹底して下さい。

③外でするようになった

散歩の際の排泄が習慣となっている犬が、家の中で排泄しなくなってしまうことは珍しくありません。

外でするクセがついてしまった犬をしつけ直すのはとても大変ですが、散歩時にトイレシートを持ち歩き、外でもトイレシートで排泄させることから始めていきましょう。

散歩のしつけ

散歩は犬にとっては、飼い主さんと一緒に外を歩けるとても楽しい時間です。ただ、外には様々な危険もありますし、地域それぞれのマナーもあります。
様々な危険から犬を守るのは飼い主さんの大切な役目であり、マナーを教えて守らせていくのは飼い主さんの責任となります。

リーダーウォーク

リーダーウォークとは、犬が飼い主さんに常に寄り添い歩く事をいいます。飼い主さんと犬をつなぐリードは、軽く垂れている位が理想です。
このリーダーウォークには、一番には犬を守る意味があります。外の世界は、車もバイクも走っていますし、時には自転車が飛び出してくる事もあります。道には犬が食べると害を及ぼすような物が落ちているかもしれませんし、同じく自由に歩いているよその犬と喧嘩になってしまうかもしれません。
そのような様々な危険から犬を守るには、飼い主さんのそばから離れないのが一番です。

リーダーウォークのしつけ方

リーダーウォークを犬に覚えさせるには、おやつを準備してお散歩に出ましょう。
犬が集中して練習できるように、最初は他の犬や人にあまり遭遇しない時間帯や場所を選ぶようにしてください。ご褒美用のおやつは、あらかじめ小さくちぎっておきます。練習中はこまめにご褒美として犬に与えますので、なるべくカロリーの低いおやつがおすすめです。
リーダーウォークの教え方は色々あるのですが、まずは最も簡単な方法をお教えします。

まずはご褒美のおやつで犬の気を飼い主さんの方に集中させながら歩き始めます。犬はおやつを貰いながら歩く事になりますので、その時点では飼い主さんに寄り添っているはずです。
数歩ごとにおやつをあげながら歩いていると、犬は飼い主さんのそばにいるとおやつが貰えるという事を覚えてくれます。
最初は5歩歩いたらおやつを与えていたのを、10歩にし、20歩にしと徐々に距離を伸ばしていきます。
すると飼い主さんに集中していた犬の気持ちが、だんだんと歩く事に向いていきそのうちリードを引っ張るようになります。
犬がリードを引っ張ったら、飼い主さんはその場ですぐに止まります。
立ち止まった状態で、犬を自分のそばに呼び寄せます。寄り添うように近くにきたら、すかさずご褒美を与えましょう。犬が側に寄り添ったら、歩くのを再開します。
離れたらまた立ち止まり、呼び寄せます。これを何度か繰り返し行ううちに、飼い主さんのそばを歩く方がいい事があると犬が気が付くようになってくれます。
きちんと寄り添って歩く事が出来るようになったら、ご褒美のおやつの回数は徐々に減らしていき、最終的にはなくすようにします。

犬の集中力は短い

犬の集中力は10分~15分程度しか持ちません。リーダーウォークの練習もダラダラと長時間行っても効果があがりませんので、犬の集中力が切れる頃にはその日の練習は終了してください。
次のお散歩時間や、翌日にまた練習を再開するようにして、焦らずゆっくり行っていく事をおすすめします。

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