「吠える」犬に「首輪」は効果あり?効果なし?無駄吠え解決法

犬

吠える犬にチョークカラー(首輪)は効果無し

プロが愛用するしつけ用品としてチョークカラーがあります。この首輪は一本の紐で出来ていて、愛犬が引っ張る事で自然の首に負荷がかかり、その息苦しさ、不快感から自ら引っ張りを止める効果がある製品です。

この首輪をする事で、しつけがスムーズになると勘違いしてしまう方も多く見られますが、無駄吠えに関してはさほど効果を期待できないでしょう。

散歩などで他犬と遭遇し、激しく吠えたてる犬は、吠え始める瞬間にはすでに興奮状態にあります。その為、多少首に不快感があってもさほど気にも留めず、吠え続けてしまいます。また、中には首の不快感と他犬を関連付けて認識してしまうこともあり、益々他犬嫌いが加速してしまいます。

気管の弱い小型犬、鼻の短い犬種の場合、瞬時に首に力が加わる事で呼吸困難の症状が起こる事もあります。

この首輪は、本来必要とされる基礎的なしつけを習得済の犬が、自らの判断で行動を抑止する事、飼い主が手首を軽く動かすだけで愛犬に指示を伝える事が出来るという効果があります。

激しく吠えたてている愛犬の首を強く締め、無駄吠えを止めさせるものではありませんので、誤った使用は控えましょう。

センサー機能付き首輪は、使い始めが肝心

無駄吠えを感知すると首輪に着いたセンサーが稼働し、振動や電流、犬の嫌がるスプレーを噴射する機能の付いた首輪があります。この製品は、飼い主がそばにいなくても自動で稼働するので、大変効果的だとする傾向もあります。愛犬が一定の音量以上で吠えた場合は即稼働するので、百発百中で愛犬を叱る事が出来るからです。

しかし、この製品の効果は「使い始め」が肝心です。犬の性格によって、最初の数回のセンサーの稼働で、その後に起きる不快な結果を理解し、自然と無駄吠えをしなくなる場合と、センサーの刺激に慣れてしまいその後全く効果がない場合とがあります。また、常時同じ結果が起こる事を理解してしまうと、次からはより強いおしおきでなければ、行動抑止が出来なくなることもあります。

無駄吠え対策にこのような製品を使用する場合は、数日~一週間程度を使用の目安期間と考え、その期間内で効果が見られない場合は使用を中止しましょう。

効果がみられる場合は、首輪を外し、首輪がなくても同じように行動抑止が出来るかを見極めましょう。再発する場合は、再度首輪を使用しセンサーを活用します。最終的には、犬自身に無駄吠えをしない事を理解させ、首輪の使用の必要がなくなる事を目指します。

散歩中の無駄吠えは、首輪だけでは対処不能

愛犬が無駄吠えをするタイミングは、多くが散歩中におきます。他犬に遭遇した時や自転車やバイクとすれ違う時です。

このような場面で、愛犬をどんなに強く叱っても、改善効果は見られません。興奮状態にある犬には、飼い主の厳しい声も届かないからです。

このような場合には、「笛」を活用するとよいでしょう。散歩の際は高音の出る笛を持参し、愛犬が吠え始める素振りを見せた瞬間に強く、短く笛を吹きます。その後、瞬時にオスワリ、マテと行動指示をだします。笛を吹く事で愛犬をまずは飼い主に注目させるのです。この方法は愛犬が飼い主から離れた場所で遊んでいる時にも応用できる便利な方法です。

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