トイレのしつけは、犬が家にやってきた初日から行いましょう。成犬になってからもできますが、なかなか覚えないことがあります。何事も子犬の時に体験させるのが、犬のしつけの基本です。
トイレのしつけを成功させるコツ
トイレトレーニングは、とても重要なしつけです。
子犬は起きている時に、2~3時間に1回以上は排泄します。タイミングを見計らって、トイレに連れていきましょう。また、排泄したら、思いっきり褒めます。
トイレを成功させることを繰り返すことで、子犬はペットシーツの上でトイレを行うことを段々と覚えます。
子犬のトイレのしつけの基本手順
子犬のトイレは、基本的に下記の手順で行います。後ほど、詳しくしつけ方法を学びましょう。
【トレーニングの方法】
- 子犬が排泄しそうなタイミングで、ペットシーツを敷いたサークルに入れます。
- ペットシーツの上で排泄したら褒めて、トイレ用サークルから出します。
【目標】
- ペットシーツで排泄することを覚えさせます。
- トイレトレーに慣れさて、使えるようにします。
トイレ用サークルに入れるタイミング
子犬の様子をじっくり観察し、トイレをさせるタイミングを逃さないようにしましょう。
トイレをしそうなタイミングは下記になります。
- 寝起き
- 食後や水を飲んだ後
- 遊んだり走ったりした後
子犬の動作で分かる排泄サイン
子犬がこのような動作をしたら要注意!抱えて、トイレ用サークルに入れましょう。
- そわそわしている
- 床の匂いをクンクンかぐ
- くるくるとその場でまわる
子犬のトイレのしつけ方法
- 子犬は、普段はハウス(キャリーバッグなど形が決まっているもの)で過ごさせます。
- タイミングと排泄サインを見て、ハウスから出します。
- ペットシーツを全面に敷き詰めたトイレ用サークルに抱えて移動させます。
- 扉を閉めて、排泄するまで中に入れておきます。
- ペットシーツの上で排泄したら、褒めましょう。
- オシッコの後は、飲み水をあげます。
- 子犬をトイレ用サークルから出します。
- ハウスに戻します。
- ペットシーツをトイレ用サークルの半分の面積に敷き詰めて同じように繰り返します。
- ペットシーツの上でできるようになったら、トイレトレーにシーツを敷いて置きます。
- トイレトレーの上でできるようになったら、トイレ用サークルの扉を開けたまま、子犬が自分で入れるように練習させます。
- 11番が成功したら、サークルの外にトイレトレーを置き、そこで排泄できるように練習させます。
トイレトレーの大きさは重要ポイントです。犬の体格に対してトレーが小さいと、失敗してしまうことがあります。犬の大きさに合わせたトイレトレーを選びましょう。